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脳の感じかたのちがいとは?(ひらがなと漢字のちがい)

 2017/11/22 ひらがな速読法 吉岡学院長ブログ
この記事は約 7 分で読めます。 51 Views

From:吉岡節夫

ひらがなと漢字の脳への入力はどうなっているのか?

 

表題の質問をある方から受けましたので、お応えしようと思います。

 

拙著の『日本人ならやっておきたい ひらがな速読法』(kkロングセラーズ)でも書いています。

ここでは、もう少し簡単に補足をしておきます。

 

「ひらがな」と「漢字」は脳ではどのように処理されているのかを見ていきましょう。

 

フロイド・E・ブルーム著『脳の探検』(講談社)と寺沢宏次監修『脳のしくみがわかる本』を参考文献にしています。

新たに発見された脳科学に私見を加えながら述べていきます。

 

結論から言えば、ひらがな速読法をしたいという意欲は必ず達成できます。

何故なら、意欲がすべての産みの親なのです。

そこから努力しようという感情や意志が引き出されるからです。

 

意欲はよく性欲との関連を示唆するようなことが言われています。

意欲=性欲が完全にイコールではなくてもいいのです。

つまり、性欲は意欲の属性の一部とみるのです。

例えば、英語をものにしたいと思う人がセックスに大変興味をもっているとします。

ならば、英語=セックスという公式が成立します。

 

大昔、「イレブンPM」という番組がありました。確か、大橋巨泉氏が司会者だったと思いますが、多くの若者たちが見ていたと思います。このブログを書きながら思いだしました。「知りたい男女のこころと体を医学的にわかり易く解説しながら、受験生に対して英語はセックスから学べば理解が深まります」と言っていたことを思いだしました。つまり、意欲が性欲となり目標を達成していくケースの紹介でした。

 

このとき、脳の中の視床下部では男性ホルモンであるテストステロンが性的興奮を呼び起こすことが知られています。この興奮は、他のホルモンの誘発を招き頭が元気になっていくのです。

 

目標を達成したら、自分を褒めるという報酬を与えるようにしましょう。

そうすれば、脳は率先して課題を解決するように働いていきます。

 

「ひらがな」と「漢字」は脳の働く部位が異なる

 

「話し言葉」は、人類の創生時から脳の機能として発達していたのです。

ちょっと前の歴史書では・・・

400万年前に人類の遠い祖先がいたとされていました。

それは、アウストラロピテクス(南の猿人)でした。

ところが、同じアフリカで調査隊が別の人骨を発見したのです。

それが、サヘラントロプス・チャデンシスでした。

 

何と! 700万年前のものであることがわかったのです。

このことは、二足歩行はもちろんですが・・・

打製石器を使い狩りや採集が彼らの仕事でした。

 

彼らは、チームワークを組みながら、巨大なマンモスを倒し食糧にしていたのです。

こういう時代を旧石器時代といいます。

洞窟絵画はフランス南部のラスコーの洞窟で発見されました。

今から2万年前くらいの旧石器時代の後期であったとされています。

 

現在、これが最古の洞窟画とされていますが・・・

書き手は女性であったという仮説があります。

狩りは男が行い、調理は女性が担当したとすれば、洞窟画は食卓を飾るメニューのような役割をしていたと創造できますね・・・

また、祭祀を行っていたのかもしれません。

 

ここで、チームワークと言いましたが・・・

彼らはそのワーク動作や奇声に似た言葉を持っていたと考えられます。

チンパンジーなどが言葉をもっていることが知られていますでしょう。

同じです。すべての生き物は種族ごとに通じる言葉をもっているのです。

 

まして人類の祖である猿人ならその能力は他の動物とは比べようがないほど豊富な表現があったと想像できます。

人は言語野を左脳にもっています。

その左脳の側頭葉に各回と側頭葉後下部があります。

前者は「ひらがな(表音文字)」の中枢神経と言われています。

後者は「漢字(表意文字)」の中枢神経と呼んでいます。

 

もちろん、文字はなかったにせよ、言葉をもっていました。

各回で表音文字の音声情報は視覚情報に変換され、また視覚情報は音声情報に変換されています。

 

ひらがなの文字と音声情報の経路はどうなっているのでしょうか。

 

視覚野⇒各回→ウェルニッケ中枢神経(言語野)・・・①

となっていて、ウェルニッケ中枢で文字または音声情報を読むという作業に入るのです。

 

猿人は文字をもたないですが、

書くときは・・・

ウェルニッケ中枢⇒各回→体性感覚野(頭頂連合野)

という経路になります。

 

漢字などの表意文字と音声情報はどうなっているのでしょうか。

 

視覚野⇒側頭葉後下部→ウェルニッケ中枢(言語野)・・・②

 

①と②とでは情報処理に違いがあります。

①は表音なので、もともと文字が必要はないのです。

②は文字が記憶されている情報と視覚的に入った情報との

一致があって初めて、文字を発音したり書いたりすることが

できるようになっています。

 

それだけに、②は記憶の照合に時間がかかることになります。

また、各回は700万年前から稼働している脳ですが・・・

側頭葉後下部は絵文字・漢字が生まれるまでは発達していない

中枢神経であったと考えられます。

 

文字が作られてからせいぜい3千年が経ったに過ぎないのです。

各回から比較すれば側頭葉後下部はできたばかりの中枢であるということです。

 

前置きが長くなりましたが・・・

結論から言えば、ひらがなは速く、漢字は後から認識できるのです。

 

ここで、ひらがな速読法の秘訣を明らかにしましょう!

 

つまり、ひらがなで読んでいるうちに、漢字情報があとから来て文意をしっかりと

見るコツがわかってくるのです。

 

もっと言えば、そのために読書シートを考案したのです。

 

ポイントは、ダラダラ見るのではなく、チャンクで読むことが原則です。

そうしないと、確実な「ひらがな速読法」になっていかないのです。

 

ひらがな速読法ならば脳内でひらがなと漢字が統合されるので、それだけ意味を深く悟ることができるようになるのです。

それが、気持ちよさを誘ってくれます。

 

ここが、ひらがな速読法の偉いところでもあり、大発見であったと思っています。

 

見た瞬間に・・・

口で発音する前に、脳内で文字を音声化しているのです。

 

脳の働きを認識して文字を読めば、脳が音読していることに感動を覚えることでしょう。

 

脳地図を公開したペンフィールド氏は、脳内に小人を発見しましたが・・・

ひらがな速読をする人は、脳内の小人の声を聴くことができることでしょう。

これは、私の見解ですが、

そう考えると、何か! 脳内をミクロの探検をしているようで楽しくなりますね。

 

ひらがな速読法が・・・

読書の苦痛から解放してくれることでしょう。

 

次回は、右脳と左脳の働きについて書いていきます。

 

BRLM高速学習アカデミー学院長 吉岡節夫

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