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脳科学による・・・「ひらがな」の力

 2018/01/15 吉岡学院長ブログ
この記事は約 5 分で読めます。 181 Views

From:吉岡節夫

やまと言葉はよく言われるように、

漢字の訓読みがそうだと言います。

すべてがそうだということでもないのです。

 

「ひらがな」に注目するようになったのは、

よく注視して見ていくと・・・

文字の読み込みに変化があることに気がついたのです。

 

この結果から、何故そのようなことが起こるのかという疑問を持ち続けていました。

 

すると、『脳の探検』講談社シリーズの本のなかに明快な答えがありました。

 

後頭葉にある「角回」という脳の中枢部位について書かれている解説でした。

その部分を書き出して紹介をします。

「ウェルニッケ領野は言語の理解にも重要です。
単語の発音は第一次聴覚野で受容されますが、もしその音が言語として理解されるべきなら、
処理されたメッセージはその隣のウェルニッケ領野を通過することになります。」

 

また、文章が続いています・・・

 

「単語が聞かれるのではなく、読まれるときには、
情報は第一次視覚野から角回へ伝達されます。
そこでは視覚入力はその単語が話されたときの音声となんらかの仕方で比較され、
聴覚的な形に変換されると思われます。」

 

そして、結論として・・・

 

「聴覚的な形になった単語は、
その単語があたかも聞かれたかのようにウェルニッケ領野で処理されて、
理解されます。(注略)・・・

書き言葉の処理は、音を基にしてなされるという仮説は意味があると思われます。」
・・・と結んでいます。

 

つまり、「ひらがな」は言葉の音そのものなので、
角回の処理は速いと思われます。
この仮説を後押してくれたのは・・・

 

『脳のしくみがわかる本』寺沢宏次監修の本でした。

「ひらがな」と「漢字」の処理する脳の部位があるということでした。

そこで、目にしたのは、角回が「ひらがな」を受容する部位であったことです。

この二つの脳科学の論文における結論として・・・

 

「ひらがな」は脳処理速度が速いばかりではなく、よく理解しているということです。

 

これには、フロイド・E・ブルーム著『脳の探検』の書には、
「書き言葉よりも、話し言葉を処理してきた期間は長いし、
また、すべての人は読み書きを習う前に、言葉を話すことと、
話した言葉を理解することを学習します。」・・・

と、論じてあります。

 

また、私の仮説としては・・・

角回は、ウェルニッケ領野そのものであった時期があるという説です。

文字ができてからウェルニッケ領野が発達したと考えられます。

 

このことから、
表音を解釈できる角回は
人類700万年の年月をかけて磨き上げられ進化したエンジンとなっているのです。

だからこそ、「ひらがな」は脳内処理のスピードが速いということが
推論として導きだすことができます。

 

その後、紀元前3000年頃には、エジプト文明で象形文字。

同じ頃、メソポタミア文明でくさびがた文字。

前1500年ごろ、中国文明で甲骨文字が生まれた。

これらが文字の歴史です。

 

このあたりから・・・

側頭葉にある文字を認識できる脳の中枢であるウェルニッケ野が発達してきます。

しかし角回と比べれば歴史も浅く、

まだ、進化の途中と言ってよいのではないでしょうか。

これから、どう進化していくのでしょうか。

まさに、スマホのような機能をもつことができるのでしょうか。

それは、未来に託すことにして、

「ひらがな」の真価を探っていきましょう。

 

実践でも、多くの人の読みが速くなったという結果が得られました。

これで1.5倍くらい速い処理脳力が上がるという結果もあります。

進化したエンジンを確かめる方法は誰でもできます。

 

「ひらがな」だけを注視して見てみればその性能を確かめることができます。

それだけではなく、2次元的な分割法があります。

これによってその真価を知ることができます。

 

また、言葉を理解するのには、
「ひらがな」の役割を抜きにしては語ることはできないのです。
「ひらがな」の助詞のはらきによって文節を理解でき、
リズムよく読むことができるからです。

 

私は、さらに「ひらがな」によって視覚的に文節を思うところで
切りとることができるようになりました。
英単語で言えば、途中で切るということにもつながっていきます。
これでは、意味がわからなくなってしまうことはないだろうかと思いますが、
文脈によって意味がつながっていきます。

日本語は、母国語ですから、英語以上に理解は得られるようになるということです。

 

吉岡節夫著『ひらがな速読法』KKロングセラーズをお読みください。

また、https://www.vision-academy.jp/では朱雀でグログを書いています。

こちらも参考にしてください。

 

つづく

 

BRLM高速学習アカデミー 学院長吉岡節夫

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